米子市議会 2015-06-19 平成27年 6月定例会(第4号 6月19日)
先日、議員が視察されました熊本市では、硝酸態窒素による地下水汚染についてその発生源対策を進めてるとのことですけども、米子市の水道原水の硝酸態窒素の検出濃度は、これも1リットル当たり0.3ミリグラムから、先ほど議員おっしゃられました2.14ミリグラム程度で推移しておりまして、過去10年間のデータと比較しても、この濃度の上昇傾向は認められておりませんし、他都市と比較いたしましても平均的な値を示しておりますので
先日、議員が視察されました熊本市では、硝酸態窒素による地下水汚染についてその発生源対策を進めてるとのことですけども、米子市の水道原水の硝酸態窒素の検出濃度は、これも1リットル当たり0.3ミリグラムから、先ほど議員おっしゃられました2.14ミリグラム程度で推移しておりまして、過去10年間のデータと比較しても、この濃度の上昇傾向は認められておりませんし、他都市と比較いたしましても平均的な値を示しておりますので
1款1項1目原水及び浄水費は水道原水の確保及び管理に関する経費で、2,388万3,000円をお願いするものであります。 2目配水及び給水費1,024万6,000円です。これは配水及び給水装置に関する経費であります。 3目受託工事費は506万1,000円です。委託を受けて行う給水設備の工事費で、工事請負費と量水器の購入費であります。 4目総係費4,923万6,000円です。
1款1項1目原水及び浄水費は、水道原水の確保及び管理に関する経費でございます。備考欄上から4行目委託料は、水源の滅菌機保守点検業務委託料として372万円を、次の手数料は、水質検査の手数料などといたしまして390万9,000円、1つ飛ばして、修繕費といたしまして331万7,000円、動力費として、各水源の揚水ポンプ電気料金などといたしまして984万円をお願いするものでございます。
千代川の流量が減少し、水道原水の取水が困難になりますと、予備の井戸水源もあわせて使用するほか、河川内の流路変更工事を行い、集水管により安全に取水できるようにいたします。さらに渇水が進行しますと水道局渇水対策本部を設置し、他の利水者、大井手及び大口堰用水への取水制限要請、市民への節水広報、大口需要者への個別節水依頼等を行ないます。
簡易水道の水道原水の水質検査につきましては、より安全な水道水の確保を目的に、それぞれの施設の供用開始時から実施しております。簡易水道の水源には表流水、地下水、これは浅井戸、伏流水、深井戸がありまして、水質検査場所はそれぞれの取水施設となっております。水質検査を行っております項目には、病原性微生物、金属類、有機物等の39項目がございまして、検査頻度は年1回以上としておるところでございます。
歳入につきましては、負担金140万8,000円の増、町債1,030万円の減、歳出につきましては、溝口水道総務費77万5,000円の減、溝口水道原水費811万7,000円の減であります。 よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(西郷 一義君) 説明が終わりましたので、これより質疑を許します。
浄水施設の現地実験は、国内の膜ろ過システムの中で本市にとってどれが最適か選定するために、本市の水道原水である千代川伏流水を実際に使用して、平成15年度から叶水源地に実験設備を設置して実施したものでございます。6社でそれぞれ構成された3グループから提案された膜ろ過システムは、実験によって確かめられた結果を踏まえて、膜ろ過施設選考委員会によって慎重に検討されたものでございます。
本市の水道原水に対塩素性病原性虫クリプトスポリジウムという、塩素で死なない、こういったものが混入するおそれがあるということから、その対策が必要であるため、本市は平成11年度より、まず急速ろ過による浄水施設整備事業に着手しております。先ほど議員が述べられましたとおり、現在は見直しの結果、膜ろ過法による浄水施設の平成22年度完成を目指して江山浄水場の造成工事、導送水管の布設工事等を鋭意進めております。
先般、水道局が水道原水、限定4,000本で、昨年のエコアジアからつないでくれていることを生かす戦略を市長はお持ちでないのかお尋ねします。例えば環境省指定、名水百選の天の真名井はゆう水量日量2,500トン、古事記や日本書紀において高天原の神聖な井戸を意味し、水につけられた最高位敬称と説明されています。
歳出では、藍野水道総務費47万3,000円、藍野水道維持費27万2,000円、同じく藍野水道原水費37万1,000円、小野水道総務費52万7,000円、小野水道維持費20万円、小野水道原水費41万6,000円、ペンション水道総務費84万5,000円、同じくペンション水道維持費40万円、同じくペンション水道原水費101万3,000円、予備費として88万5,000円を計上いたしております。
水道原水がクリプトにより汚染されるおそれがある場合には、水道法、水道施設の技術的基準を定める省令、クリプト暫定対策指針等に基づき、ろ過施設を設けなければならないこととされております。具体的なろ過方法につきましては、急速ろ過、緩速ろ過、膜ろ過ということが示されておりまして、その選択というのは各水道事業者が地域の実状に合わせて、ろ過機能、経済性等を総合的に判断して選定するものとされております。
いずれにしましても、こうした確率の計算は別にしまして、水道原水からクリプト指標菌が検出されたらクリプトに汚染されるおそれがあるというふうに判断して浄水処理の対策をとるというのが厚生労働省の考え方でございます。そうしたことも踏まえて取り組みを進めてきておるところでございます。
水道原水となる千代川の伏流水、これは地下水ではなくて、河川の底を流れている、いわゆる伏流水なわけですけれども、これは、大雨、雪解けなどで表流水の濁度が上昇したときには、この伏流水の濁度も上昇するということであります。これはもう明確な事実であります。1年に数回はこの集水埋渠を通った水道原水の濁度が2度を超えるということがございまして、こういう水は水道の水に使えませんので取水調整をいたしております。
本市では、塩素では対応できない病原生物の指標菌が水道原水から検出されているため、水道水が病原生物に汚染されるおそれがあると判断されます。水道法によれば、水道水は定められた基準を満たす安全なものでなければならず、こうした病原生物を取り除くためのろ過等の施設を設けることが義務づけられています。
千代川上流域には公共下水処理場等々があることから、水道原水がクリプトに汚染されるおそれが否定できないことであります。将来に安全・安心な水を保障することは、行政の責任において対策を講ずるべきであります。よって、本市の上水道にとって浄水施設は必要であると判断したものであります。
さて、当日の会議に参加される各国の環境大臣ほか関係者に提供される水が米子の水道原水をペットボトルに詰め、配布されると聞きました。ペットボトルに張ってあるラベルも、米子のイメージを十分に取り入れたさわやかなものと確認させていただきました。
その後、新たにろ過施設検討委員会を設け、千代川の水道原水を用いて、ろ過機能などの事業効果や、建設費、維持管理費などのコスト面から最適な膜の選択等について具体的に見きわめるため、本年1月19日に膜ろ過システムの実験を開始するとともに、緩速ろ過についても2月2日から実験に取り組みました。
今回の実験目的は、水道原水を使って最適な膜ろ過システムを選定することであり、あわせて市民の疑問に答えるために緩速ろ過の実験を行い、そのろ過機能を検証することでありました。すなわち、緩速ろ過とのろ過機能や浄水能力を比較検討するものではなく、市民の中にある千代川の水質やクリプト対策、ろ過方法に対する批判、疑問に対して念のために緩速ろ過実験を行うというものでした。